媚びてみたっていいじゃない

いろいろ思ってたんだが、乗り遅れた感ありありなので、TrackBack も打たずに独り言モード。

結局、「媚びる」ってのは自分の立場を下げることで相対的に上の立場になる相手の優越感をくすぐって、その結果あるかもしれない何か見返りのようなものを期待するってことじゃないかと。別の言い方をすると、ある局地戦での劣勢を逆手に取って別方面で利を手に入れるみたいな。「ここは負けてあげるから、あとでリベートよろしく」的な一方的コミュニケーションじゃないかと。媚びることの善し悪しは問わないけど。っていうか別段悪くもないと思うんだけど。

思うに、媚びるっつーのも結構チャレンジングな行動だと思うんだけどなぁ。チャレンジングは言い過ぎか。リスクはほとんどないかも。でも見返りがなくっても文句言えない訳だし。せいぜい「下手に出てりゃいい気になりやがって」ぐらいの捨て台詞しか吐けないわけで。

けど、媚びることのできない／知らないピュアな方々からみれば、媚びる人ってのは見下す対象になるし、媚びるっつー行動の裏にある打算めいた匂いを感じとれれば疎ましく見えたりするってことだろうか。そこらへんの妙な純粋さっていうか正義感みたいなものが発揮されるときに、「媚び=カッコワルイ」みたいなとこに行き着くと。ま、媚びすぎは見てて恥ずかしいけど。

その妙な純粋さってのが、非モテにありがちな「小細工なんていていない、生のおれを愛してくれよ」的叫びと似ているような気がして。ああ、なんて真直なんだろう、と。

でもね、モテるための努力と異性に媚びるのって違うと思うのよ。うーん、相反してるわけじゃないけど。可愛い女の子と対等に立ち会いたい、その上で異性として認められたいっつーことでしょ、モテたいって。でもってその両方を一度に達成しなくてもいいじゃない。とりあえず対等じゃなくても媚びまくって異性として認めさせればいいじゃない。

そんなことを考えてました。俺も非モテのくせに。

あれ、なんか妙に気恥ずかしくなってきた。よぅし羞恥プレイ開始。